月刊・柴犬食堂

白い柴犬おこめとの生活

vol.54 柴犬は飼いにくい?(3)

こんばんは。

もう7月ですね。一年の半分以上が終わってしまったと思うと、時の流れの早さに驚きます。

 

さて、今回は前回に引き続き「柴犬は飼いにくい?」というタイトルでお送りします。

 

④アレルギー・皮膚疾患・認知症の発症

これは、柴犬を飼うにあたって悩む部分の一つですね。どの犬種にも罹りやすい病気というものはありますが、柴犬に関してはアレルギーや皮膚疾患・認知症に悩む子が多いと聞きます。

おこめも多分に漏れなく、赤ちゃんの頃に皮膚疾患に悩まされました。

結局今でも原因はわかっていないのですが、週に2回のお風呂や食事の見直し、空気清浄機を導入したりなどで1ヶ月ほどで改善し、今は健康な皮膚状態を保つことができています。

もしかしたら、アレルギー(当時あげていた卵ボーロ?)が原因かもしれないとうっすら感じてはいます。これは人間の話ですが、馬鈴薯殿粉と卵は合わさると強くアレルギーが出るそうで、普通の卵は大丈夫でも、卵ボーロだと反応がでてしまうということもあるそうです。

しかし、幼少期は免疫も不十分なものですし、今はあまり気にしすぎないようにしています。

余談ですが、この間ペット保険が満期になり、保険料が高額だったため他の保険に乗り換えたのですが、一時期皮膚疾患で病院に通っていたことは告知しなくてはならず、皮膚疾患に関しては免責ということになりました。


認知症に関しては柴犬がというよりか和犬はそういう傾向があるそうです。

おこめはまだ1歳ですのでわかりませんが、予防になるようなことは意識して行っています。

認知症予防にはDHAなどがいいと聞いたので、魚のおやつを積極的にあげたり(今はフードもお魚が主原料です)しています。

また、脳の刺激になるようなこともいいらしく、例えば散歩コースは毎日同じではなく変えてみるなども良いそうです。

おこめはドライブが大好きなので、時間がある時には家の周りだけでなく、車で少し遠くの公園まで行って散歩してみたりと楽しみながら工夫しています。

 

ここまで3回に分けて、柴犬の飼いやすさについて語ってきましたが、結論としては「個体差による部分が大きい」と思います。もちろん、換毛期などは必ずあるものなので個体差云々は関係ありませんが、例えば自我の強さなどは完全に個体差があります。噛み癖などは躾の問題もありますが、躾が入りにくい入りやすいなどによっても飼いやすさはもちろん変わります。

これは個人的な話にはなりますが犬種の特徴による「飼いやすい子を飼いたい」という意識は危険だと思います。当然、どの犬にも個体差があるので飼いやすいと思った犬種が意外と気難しい子だったりすることも勿論あると思いますし、老犬になれば介護が必要になります。

元も子もないまとめにはなってしまいますが、本当に犬と家族になるのなら犬種による特性は参考程度に収め「どんな子でも一生大切にする!」という意識の方が大切かもしれませんね。

 

さて、今回はここまで。

次回の更新は来週土曜日夜20時の更新予定です。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。